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  3. 薬剤師

薬剤師のお仕事は、主に処方箋に従い調剤したり薬を準備したりするものです。
病院や薬局などに勤めているため、実際の詳しい仕事内容を知らないとしても、見たことが無いという方はほとんどいないでしょう。
お薬の説明を患者さんに行うのも重要な役割で、患者さんが元気になるのをサポートする、非常にやりがいのあるお仕事です。

薬剤師の仕事とは?

調剤薬局や病院内の薬局などで、医師が発行した処方箋にしたがって薬を用意する薬剤師のお仕事。
小さなお子さんが患者さんの場合、体重に応じて薬を調合したり量を調整することもあります。
さらに今までのお薬のデータをチェックしたり、処方箋の分量や内容に間違いがないか、ということを確認したりするのも重要なお仕事の一つですが。

仕事内容を具体的にイメージしづらい人は、求人サイトでチェックしてみると、実際の働く環境や勤務のイメージが掴みやすいかもしれません。

薬剤師は、非常に責任のある、また人のお役に立てるやりがいのあるお仕事なのです。

薬剤師になるには?

薬剤師は非常に専門的な知識が必要であり、また責任ある仕事です。
そのため、薬剤師になるためには薬科大学、あるいは大学の薬学部にて6年に及ぶ薬剤師養成課程を終えて、「薬剤師国家資格」を取る必要があります。

薬学部・学科のある大学は北海道から宮崎県まで国公立・私立含め70校以上。
入学すると、6年かけて薬剤学をはじめ、生物科学や疫病学、有機化学など必要なものを学んで、さまざまな知識を習得します。

さらに調剤薬局などで実習を行うことも。
そのような過程を経て卒業、あるいは卒業の見込みになると「薬剤師国家試験」を受けられるようになります。

薬剤師のやりがいとは

薬剤師とは薬のスペシャリストですから、非常にやりがいのあるお仕事といえます。
患者さんが元気になる手助けとなるお仕事であることはもちろん、信頼関係を築くことができますし、万一処方箋に誤りがあった場合に是正することで、問題を未然に防ぐこともできるでしょう。

薬剤師は調剤薬局や病院、ドラッグストアだけで働いているものではありません。
製薬会社に勤務し、新しく開発される薬に最も近い場所で活躍することも可能です。
このため、薬剤師の資格を持っていれば、居住地を移動しても安定してお仕事に就くことができるのも魅力の一つと言えるでしょう。

給与面でも資格に見合ったものであり、一般的な仕事と比べると給与が高めに設定されていることが多いのも特長として挙げられます。

また、創薬といって、薬を研究し開発するお仕事に携わることもあります。
それによって研究開発された薬が国から認可され世に出て、人々のお役に立つといったこともあるのです。

薬剤師のお仕事は、非常に専門性が高く魅力的で、人の役に立つやりがいのあるものなんですね。