自分が目指す仕事によっては、短期大学や大学を目指すのではなく「専門学校」を目指したほうがよい、という場合もなかにはあります。
専門学校では独自のカリキュラムで目指す仕事についての専門的な知識が学べるため、意外と就職率も高いことが特徴。
ここではそんな専門学校について詳しく解説します。

専門学校ってなに?

専門学校でまず想像しやすいのは「美容専門学校」「ミュージックカレッジ」などといった、美容や音楽などの専門学校ではないでしょうか。
専門学校とはおもに2年制で短期間のうちに仕事に直接つながるような専門分野を学び、必要に応じて資格を取ることなどを目的とした学校です。
たとえば簿記の専門学校や料理学校、また看護師になる専門学校もあります。

このように自分が就きたい仕事によっては専門学校で学ぶことが近道になる場合もあるものなんですね。

専門学校で学べることとは?

専門学校は非常に多岐に渡るジャンルの学校がありますので、自分がやりたい仕事に直結した分野の学校をチョイスすると、就職にもプラスになります。
専門学校で学べる分野で主なものは、工業系の学校の場合、自動車整備、コンピューター、建築分野など、技術のスキルを身につけます。
医療系の学校なら、歯科衛生士、看護師、臨床検査技師など、国家資格を取るために学んでいきます。

福祉・教育の専門学校は、介護福祉士、保育士、ヘルパーなどになるための知識を学びます。
衛生関連の学校は、美容師、理容師、調理師や衛生士などになるための知識を学びます。
農業の専門学校の場合、造園や農業、ガーデニングなどの専門知識を学ぶことが可能。

服飾専門学校では、ファッション関連のデザインなどの知識を学べます。
商業の学校では、ビジネス、パソコン、会計や経理などのスキルをつけられます。
教養・文化関連の学校の場合、語学や芸術関連のスキルを学びます。

音楽専門学校では、音楽業界で働くための知識やスキルを身につける、といった感じ。
簡単に挙げただけでもこれだけの分野の知識が得られるのが専門学校。
他にもさまざまな分野に特化した専門学校が存在しています。

専門学校からの就職ってどう?

基本的に専門学校に行くということは、その専門分野から直結するような仕事を目指すのが普通です。
ですからまずは自分が5年先、10年先どのような仕事に就くつもりなのか、ということをしっかり見据えたうえで、学校選びをしなくてはなりません。
しかしそこをしっかりと押さえておけば、学校に入ってからはしっかりと就職に向かったスキルを身につけていくだけですから、勉強にも熱がこもるはず。

短期大学や大学に行かずとも専門的な知識が身につき、短期間で就職に繋がるのは、とてもポイントが高いのではないでしょうか。