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  3. 面接時のマナー

これだけは守っておきたい面接時のきまりごと

就職活動をするときにはいくつか必ず守らなければいけない決まり事があります。
「日本の就活生はクローン人間のように個性がない」といった批判を受けることもありますが、社会人として仕事をしていくときにはまずはしっかり社会のルールを守ることができる人間であるということを企業に示さなければいけません。

逆に言えばそのルールやマナーをきちんとしていればそれだけでかなり就職に有利になるということが言えるので、それも就職活動の一つと割り切り、しっかり準備をしていくようにしましょう。

まず第一に面接をするときに絶対に守っておくべき大前提になるのが「約束は守る」ということがあります。
他の何ができていてもこれができなければそれだけで大減点となってしまうというくらいにインパクトのある違反行為です。

約束をしていた会社説明会の予約や面接の日程をドタキャンしたり、勝手な理由で遅刻をしたりといったような場合です。
最近では一人で数十社を受けるという人も珍しくなっているので、悪意はなくともスケジュール管理の不備からうっかり約束を破ってしまうということもあるかもしれません。

ですが友人同士ならともかく会社との付き合いで「うっかり」や「ついつい」は通用しません。
やむを得ず時間や日程を守れなくなってしまった時には正直に事情を話、先方の予定を阻害しないように注意していきましょう。

身だしなみは細かいところも見られます

もう一つ面接時に注意したいのが身だしなみです。
身だしなみはかなり細かくマニュアル本で解説をされているところですが、案外自分ではきちんとできているつもりでできていない部分があったりするものです。

男性ならば服装はきちんとしているようで髪型が乱雑であったり、肩にフケが乗っているといったような感じです。
女性ならば化粧が不適切なものであったり、面接前にくずれてしまっていたりといったことがあります。
面接会場に行くときには早めに到着できるようにし、近くのトイレやパウダールームで自分の身だしなみををチェックできるようにしておきましょう。

崩れやすい見た目に対応するために、汗ふきシートや櫛、ホコリ取りの簡易ブラシのようなものを持っていくのもよい方法です。

また面接前に自分の名前を呼ばれたときにはきちんと「はい」と返事をし、外見だけでなく態度からも清潔感が感じられるようにしていくことも重要です。

最後まで気を抜かないこともマナー

面接対策でよく言われるのが、面接本番だけでなくその前後にも気を使うようにするということです。
実際に担当者を前にした面接では完璧な言動ができる人であっても、例えばビルに入る前に路上でたばこを吸ってポイ捨てをしていたり、面接が終わったとたんにだらしない態度をとったりということはよくあります。

担当者に見られていないところならどうせばれないだろうという考えでそうしたことをしていると、案外自分の気にしていないところから会社の関係者から目撃があり、それがもとでせっかくの面接が台無しになってしまったりします。

家に帰るまでが面接というくらいの気持ちを持って、極力面接をする日は朝からしっかりとした態度や言動をしていくようにしましょう。