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  3. 警察官

社会の秩序を守り、人の役に立てる仕事といえる「警察官」。
責任感の強いひとなら目指したいと考えることもあるのではないかと思います。
ここでは警察官の具体的な仕事内容ややりがい、警察官になるにはどうしたらよいか、といったことについて解説します。

警察官はどのような仕事をするの?

警察官の仕事と聞くと、だいたいは地域の派出所や交番などから地域で何か問題が起きていないか見回ったり、不審な人がいた場合に職務質問をする、事故の連絡が入ったらその現場に駆けつける、といった仕事を思い浮かべるものです。
しかしその仕事内容は部署によってもかなりさまざま。
地域部というところが地域企画課や鉄道警察隊、通信指令課、航空隊などさまざまな部署に分かれていて、それぞれの場でパトロールや管理、指導、取締りなどを行っています。

また別に刑事部というところは、捜査課がいくつかの課に分かれていて、その課が捜査すべきカテゴリーの犯罪などについて日々捜査を進めています。
さらに刑事部には鑑識課、機動捜査隊、組織犯罪対策課、銃器薬物対策、科学捜査研究所などがあり、それぞれ専門の捜査を担当しています。

警察官のやりがいは?

やはり警察官は非常に責任感の必要な仕事であり、地域の治安を維持するために非常に重要な仕事といえますので、やりがいも大きいもの。
大きな事故や事件がないのは警察官が日々パトロールをしていることも大いに役立っているためですので、人のためになる仕事といえます。

警察官になるには?資格は?

各都道府県の警察官になるためには都道府県で実施されている「警察官採用試験」に合格すること。
この試験は高卒、短大卒、大卒と3つに分かれていて、合格して採用になると、警察学校にて研修を行います。
その後派出所などの実際の現場に配置されることになります。

また警視庁の警察官は別に「国家公務員試験」に合格する必要があります。
しかし試験に合格したからといって、確実に警視庁に採用されるわけではないんだそう。
毎年警視庁に採用される人数は10名程度ですからかなりの難関といった感じです。

出世したいならキャリアを目指す!

警察官は階級があり、都道府県で採用になる場合と、警視庁で採用になる場合ではさまざまな面で大きく違ってきます。
そういったことから単に警察官になるだけでなく、出世したい!と思っているなら、「国家公務員Ⅰ種」の試験に合格すること。
学力のレベルについては大学卒程度でよいようですのでそこを目指してチャレンジしてもいいかもしれません。