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  3. 留学してみたい

将来の夢を考えたとき、海外に留学してみたい、と考える人がけっこういるようですが、留学するとどうなるのでしょうか。
ざっくり考えるだけなら、本場の英語漬けの毎日で、どんどん英語が話せるようになって、国際的に活躍できるかも…なんて想像するかもしれません。
しかし実際はそんな簡単なものではないようです。

語学だけなら日本でも習得できる

日本人はたいてい英語を話せたらきっと楽しいだろう…と思っている人が多いですが、実際中学校から、あるいは昨今では小学校から英語に親しむようになるのに実際にペラペラに話せる人は少ないでもの。
これは何故かというと、結局話してみる前に「間違ってるんじゃないか?」と思って「話さないから」なんだそうです。
これは日本語がペラペラの外国人のかたの意見で、自分が日本語を話せるようになったのには、とにかく最初は単語を覚えて並べて話しただけなんだとか。

ということは、わざわざ留学しなくとも、とりあえずまずは単語をたくさん覚えて、それを言葉にしてみることからはじめればいい、ということなんですね。
これなら今すぐにでもはじめられるのではないでしょうか。

問題は時間と費用

海外留学するには、短期でもかなりのお金がかかります。
また年単位の長期の場合は、海外での生活費や留学先での学費、その他さまざまなお金が発生しますので、まずはそれについてもしっかり認識しておく必要があります。

それでもどうしても留学したい、という場合は、日本の大学に進学し、そこから留学する、または自力で資金を貯めてから短期で留学してみる、といったことが現実的なよう。

留学は就職に結びつきにくい

なんとなく海外に行った経験があると、就職に有利なのでは、英語が生かせるのでは?と思っているかたもいますが、実際は留学の費用対効果から言うならおススメできるものではないよう。
進路についてさまざまなことを思い巡らせるのはとても良いことですし、海外での経験は日本ではできないこともあるかもしれません。
しかし実際高校から留学して過ごした人の大半は、多額の資金を費やしたわりには、良かったと感じている人は少ないようです。