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  3. 歴史学

なぜ、歴史を学ぶのか?

歴史学というのは、人類誕生から現在までの歴史の変遷を学ぶ学問です。
なぜ、歴史を学ぶのかですが、私達の社会は過去の積み重ねによって成り立っています。
昔の人の生活と現代の私達の生活とではかなり異なっていますが、変わってきた理由がなにかしらあるはずです。

歴史学は、「日本史」と「世界史」とに分かれています。
私達は日本人なのだから、日本史だけ覚えればいいじゃないかと思うかもしれませんが、世界の歴史を知ることでより視野が広がります。
将来的に、外国に出て働くような人も出てくるかもしれないので、日本史だけでなく世界史まで勉強しておく必要があるということでしょう。

ほかに、「地理」というジャンルがありますが、地理は歴史と共通している部分があります。
地理では、日本や世界の地域に関する気候や人口、産業などについて学習します。
地理が加わると情報が膨大になってしまいますから、日本史や世界史を含む歴史学とに分けて勉強するのです。

日本史という学問

日本史は、日本が誕生したところから始まっています。
古くは古代で、「縄文時代」や「弥生時代」などが該当します。
縄文時代では原始人達が竪穴住居に住んでおり、弥生時代では農耕生活を営んでいたことがわかっています。

中世になると、「奈良時代」や「平安時代」といった朝廷政権から「鎌倉時代」や「室町時代」などの武家政権へと移ります。
これらの特徴のある時代は、ドラマや書籍、アニメなどになっているからわかりやすいのではないでしょうか。

近世は「安土桃山時代」や「江戸時代」で、戦国大名である織田信長や豊臣秀吉が活躍した時代です。
時代劇として、偉人達のキャラクターは広く知られています。

近代に入ると、「明治時代」、「大正時代」、「昭和時代」と、現在の平成へと続く勉強をします。
大正時代までは、かなり現代とは様式が異なっています。

世界史という学問

世界史は、日本史と比べると範囲が広く、日本はアジアに含まれますが、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどの歴史を学びます。
世界史の授業の時間数には限りがあり、細かいことを教えている余裕はないので、受験対策のようなものになりがちです。

世界史の年号などが試験に出るので、だいたい何年にどのようなことが起こったかが把握しやすくなっています。
年号を覚えて、その時代の特徴的なことを把握するだけでも、世界史の授業を受けるときにわかりやすくなるでしょう。

世界史にも、それぞれの時代で活躍している人物がいますから、そのような英雄的な偉人のキャラクターに興味が持てれば好きになれるかもしれません。
世界史の勉強が嫌いな場合は、好きな時代や英雄的なキャラクターに興味を持つところから始めてみてください。