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  3. 経済学

経済学、なんて聞くとあまり知らない人からすると「なんだか小難しそう…」といった印象があるかもしれません。
しかし日本のような資本主義経済のなかでは非常に重要な役割をになう理論ともいえるのが経済学。
簡潔にいうなら、経済学とは貨幣や人、社会などの関係性を研究し、役立てていくもの、といったところでしょうか。

経済学で、学べることとは

日本のような資本主義の国では、サービスや商品に対して「対価」であるお金を支払うことで経済が回っています。
当たり前のように行っていることですが、この中でもとっても景気良くにぎわっている店もあれば、衰退して潰れてしまう店もありますね。
そのような状況の違いはどこにあるのか研究したり、理論づけていき、さらにそれを生かしていく。

また日本は安定した見た目豊かな国のように見えますが、「国の借金」といわれているものが1000兆円を突破するなど、さまざまな問題を抱えた状態です。
社会保障などの財源も相変わらず確保できるのか不透明ですし、本質的に国の借金を減らしていったり、社会保障などが健全に回るようにする手立ては何の知識も知恵もない状態では講じられません。
そのような国全体の経済の状況の改善などにも役立つ学問が経済学、といえるかもしれません。

そういったことから、経済学は資本主義の日本にはとても有用な学問なのです。

世の中にどのように生かせるのか

経済活動を研究したり学んだりする経済学ですので、実際に生かせる現場は非常に多いものです。
自分自身で公認会計士や税理士になって、社会に役立ちながら活躍している方も多いですし、昨今では景気がやや上向きといわれていますが中小企業はなかなかその波に乗り切れていない状況。
そのような中小企業の業績改善などに役立つ、中小企業診断士などになって活躍しているかたもいるんですね。

卒業生の就職先はどんなところ?

経済学部出身の学生の就職先は非常に多岐に渡り、さまざまな業界で活躍しています。
まさに経済学が直結しているイメージの銀行や保険会社、証券会社、、メーカーや商社、週通、さらにIT企業などさまざまな企業で求められる人材なのです。

ほとんどの大学で学べる経済学

経済学はほとんどの大学で学ぶことができるため、自分の実力に見合った大学を目指すことになります。
しかしひとくちに経済学といっても、その内容は細分化されているため、自身がどの分野について学びたいのか?ということを早い段階で明確にしておきたいもの。
将来国際的な分野で活躍したい、という場合は、国際経済学というものがあったり、また環境と経済のかかわりなどについて考えたいなら環境経済学といった分野もあります。

ですからまずは経済のどういった分野に興味があるのかを熟考し、大学を選ぶ必要があるんですね。